大塚の実家で犬を飼ってから二年がたつ 。
私がもともと新日本の道場の犬を拾ってきた張本人。
山口の柳井の体育館で迷い犬がいた。
ボストンバックにいれてバスのトランクにいれた。
バスが岡山のホテルに着いてトランクをあけると小声で
”ワンッ!”と言って飛びだしてくるのを橋本さんにみつかった。
それで即道場入りが決まった。
散々橋本さんにいじめられ、三沢さんが最後の面倒を見た。
昔はわからないのだが、いつもいつも顔を会わせると
犬が何を考えているかがわかってくる。
同じ吠えるにしても 、 遊んでと言うとき 、 どこいくんだ?と言うとき
お腹が空いたとか、 誰だおまえはだとか、 わかるようになる。
このまえ太東のサーフショップの犬におもいっきり片足タックルされた。
その時のワンはまちがいなく”このヤロー”
あの犬、ホントふざけてる。
まぁそのように犬の気持ちがだいぶ理解できるようになった。
それからだんだん他の生きものに対しても
何を考えているかがわかってくる。
今日も快晴の猛烈な紫外線のなか、無人島にトレーニングにきた。
魚が船のまわりをジャンプする。私には彼らの考えがわかってくる。
物凄く楽しそう〜。横目で見てる。 物凄く魚目 。
とんぼも私に寄って来た。彼らの考えがわかる。
私のからだ五センチのところをわざわざ通過する。
よほど遊んでといっているのがわかる。
もしくは威嚇。
むかしニューヨークに住んでいるとき、
八十五丁目のかなり古いアパート。
朝になるとはえが飛んでいる。
チョーしつこい!!
しかも私の顔の目の前を通る。
一番すごいときはまつげをかすって飛んだ。
しかも両目!!
なんでわざわざそこを通らなければならない ?
間違いなく故意である。
夢のなかでYS機の飛んでいる音かと思いきや
ハエの飛ぶ音…。
あれだけは私に何を求めていたかがわかならい。
ハエの気持ちはかなり難しい。
ゴキブリはさらに難しい。
道場の部屋で真っ裸で寝ていた小島のけつにハエが三匹。
一階に降りるととワカの糞にハエが三匹。
この時はまちがいなく同一と確認できました。
両方とも同じ居心地だったのであると考えられます。(笑)
なかなかユーモアがある三匹。
人間のジョークがわかる。
しかもあんな顔しながら〜。
大真面目な顔して 昭和四十年代の喜劇のよう。
いまのバラエティーは笑わせるほうが笑っているが
むかしの喜劇は大真面目。
そこにくすくす笑いを誘う。
『いかレスラー』にでたのもその笑いのセンスに共鳴したから。
今度は”ハエレスラー”もおもしろいかも 〜!?
ハエにも大真面目な恋愛があったり、助け合いがあったり
出稼ぎや買い物や旅行もある。
学校やクラブ活動 、 夜の世界もあるかもしれない。
カラオケもしたり水割りも飲むかもしれない 。
いやロックだっていっちゃう!?
朝帰りして奥さんに怒られたり、寝坊もあるかもしれない。
以外と趣味とか多いのかもしれない。
あるものはカメラ、 わたしならまちがいなく飛行機に乗る。
無料っ! しかもファースト!
ドンペリを飲んじゃう ! グラスはいらない。
一滴あればそれでよい。
免税品は重すぎるからいらない。
やはりそこでもわたしなら四番ラインで
ブロンクスのヤンキースタジアムに直行。
しかもベンチから見る。
お腹が空いたらホットドックがある。
ジョートーレの頭にいることもできる。
もしも万が一ラーメンが食べたくても心配無用。
四十五丁目もあっという間 。
綺羅なママさんの着物のなかにもいける。
しかしスプレーとハエたたきがきたら気をつけなければならない。
せっかくのジャーニーがすべて終わってしまう〜。
まぁそれでもずっとごみ箱にいるより最高の人生。
ハエも人間も行動力だ!
ハエ研究家が沖縄からのレポートでした。(笑)
写真は真っ青な沖縄の海