練習とマッサージの繰り返し。普段なら炎天下の屋外のビーチや公園を利用して
同時に日焼けもしながら体の代謝を考慮し行うやり方だが、タイは大都会。
プーケットや私の大好きなPIPIとうではないのでそうもいかない。
97年のヨーロッパに行く前に1ヶ月もうトレーニングで
よったカルガリーキャンプを思い出す。
猛トレーニングで筋肉痛は当たり前だが、
それを通り越しケツの筋肉が引付を起こし歩けなくなってしまった事があった。
ダイゴウ式トレーニングはトレーニングももちろんだがその後の食事もきつい。
5合のカレーライスをたべ、1ガロンの牛乳をのむ。
おなかがいつは裂しても良い常態なくらい。横になるのも精一杯。
そんなところにダイゴウさんから電話。
いまからすぐにダウンタウンの日本食屋に来い。タクシーで向かう。
確かにオーエンハートがいた。軽く挨拶。とんでもないが重く
挨拶などできる状態じゃない。ダイゴウさんは鍋物を軽く食べている。
いやな予感。これ全部お前のだといいはじめた。
まずはトイレの確認。白菜にしても一口じゃもちろん入らない。
肉団子なんか数分かかる。2時間近くかかりようやく何とかスープを
たべきった瞬間、普段カウンターから出てこない親父さんが横をとおる。
またまたいやな予感。
手に何かもってる。しかもどんぶり。こっちのテーブルにきた。うに丼。
ものすごい新鮮なものが届いたんだよのひとこえ。
私にとってもう新鮮だろうと腐ってようともう感覚はどちらでも良いこと。
逆に腐っていたほうがむしろ食べやすいかもしれない。ちっとすっぱくて。
私にとってもう食べたくも見たくもないものがこの夜にどんどん増えていく。
カレー、鍋、うに丼、それにドリフのコントじゃないが牛乳も。うに丼、
ご飯粒5粒ずつくらいしか口に入らない。
開店tと同時に来たような模様がこれまた店の閉店まで。
閉店と同時くらいにうに丼しゅうりょう。 ダイゴウさんの酒が
少しずつピッチが上がっていく。目が据わってきた。もうかえれない。
北島三郎さんの歌が聞こえてくる。かえろかな〜、かえるのよそうかな〜。
カラスの歌まで聞こえてきた。カラス、なぜなくのカラスは山に〜。
私も山に連れて行ってもらいたい。
店が閉店でもそのまま一向に帰るけはいなし。
ダイゴウさんは酔っ払うと店主にいつもの口癖がある。
おい、わかってんだろうなあ、原価でやっとけよ。すごい屁理屈。
原価。久々に聞いた単語。原価でやっとけ。昭和の酔っ払いカナダに健在。
いい加減店の人に怒られタクシーを呼ぶことに。
私がモーテルの名前をいおうとするとまたいやな予感。
トロジャンピザにいけとの指示。グリークの人が経営するお店。
イタリアンの人が経営するピザ屋もおいしいが、グリークのピザもおいしい。
特にサラダ。 でも私は今宵はアイスティーすらいらない。ダイゴウさんと二人。
入るなり一番でかいピザ。
死んだ振りして救急車を呼ぶか、
もしくはこのお方を警察に連れて行ってもらうか、
迷っているうちに少しずつまた口にいえれる。
ダイゴウさんが、てめえちんたら食ってんじゃねえのひとこと。
ダイゴウさん、私もう入りません。おい、じゃあ腹見せてみろ。
服を脱ぎパンパンなおなかを見せる。腹を触る。
馬鹿野ろう、左っかわがあいてるじゃねえか。
私が食事で一番つらかった出来事がこの日でした。
この反面教師てきな考えがその後の私のヨーロッパ遠征で、
おいしいものを少しつまむ主義になったのかもしれません。
だから今でもバイキングはどちらかというと遠慮気味。
体には良くないが酒を飲み、少しつまむ。本来の私の流儀はここ。
しかし体つくりにはこんなんではいけない。
カルガリーを思い出してバンコク5日目に入りました。