タンパ4日目。時差もだいぶ取れかけてきた。
昨日もおとといもそして今からもオカラ・フロリダへ日帰りで。
昨日は13時からオカラのヒルトンにて会食。その後、ひたすら3人でドライブ。
オカラの町はフロリダ半島でも珍しい地質だそうだ。ほとんどは沼地や砂。
オカラ近辺だけは土らしい。なのでいい草が生えることから馬の育成として
全米を代表するくらいの有名な町。オカラと言えば馬くらいに有名。
毎年3月の後半には競走馬の競売がある。日本からもたくさん人が来るそうだ。
民間機がとまっていないチャーターや自家用機しか無い小さな空港を
横切るとその裏に またひときわ目立つゴージャスな牧場がある。
名前はダブルダイアモンドファーム。
あまりのゴージャスさに驚いていると、なんとココは我らがヤンキース、
スタインブレナー氏の所有の牧場だそうだ。
タンパの港に造船工場をもち、馬を育てて売り、野球球団をも持つ。
私みたいにせこせこ100マイルも時間をかけて運転してこない。
いつもプライベートジェット。私のプライベートジェットはボーイング747か777.
シャンパンのサービスがある。きちんと目的地まで運んでくれる。
時間にもかなり正確。しかし私のほかにも350人くらいい同乗者はいるが、
気分は私のためのプライベートジェットにしておく。
一度だけトニーセントクレアー氏らとウィーンからベルリンに試合に行ったときに
プライベートジェットに乗ったことがある。
雨と風が激しく、機体もかなり小さいから揺れるのかと思いきや、
雲を横切りぐんぐん進んでいく。プロペラ機なら気を失うくらいに揺れていただろうが。
話は戻し、車の中でドリーさんからさまざまな昔話。
おもに馬場さんとの思い出。相当な日本フリーク。
全日本への思い入れは人一倍強いし、
今でも全日本に対し猛烈な敬意と誇りをもっている。
私が全日本の歴史を作ったくらいなまでの想いがある。
一歩一歩踏みしめるようなゆっくり落ち着いた歩き。
人の話を絶対に口挟まず、相手が完全に話し終わったら
ゆっくり返答しだす姿はいつ見てもそのまま。
同じ全日本でも渕さんの、つい先日の六本木から西麻布までの
あの歩く早さが両極端すぎる。
テーブルでもお茶を飲みながらでも、
電話をしているときでもいつもゆとりを持ち落ち着き、堂々と。
まるで試合を進めているかのよう。
それに比べうわべばかりの現代の流行のプロレスが意味も無く
ラッシュをかけようとしているところに教養の無さと品格の無さをかんじてしまう。
頭からまっさかさまに落とすようなことをしなければ満足しないレスラーも、
またそれに見慣れたファンにも責任はある。
ゆっくりと時間が流れていくこのリラックス感。36歳生きているがまだまだ私が子供だ。大人になるのはむづかしい。
若ければそれでいいという今の時代はあまりにもテーマが薄い。人生は年輪のごとくいっぽいっぽ深くいきていきたい。
それを見ていただきたい。2月17日から3月1日までの10戦。
人生とは人間とはがわかるはずだ。