出会いがあれば別れもアル。
とうとう今日4月22日。私の99年から乗り続けていた愛車・リンカーンが旅立った。
9年間、私とともに苦楽をともにしてきた。何人の人間がこの車に乗ったのだろう。
女性も含め。結婚するかと思ったドイツ人女性ももちろん乗っている。
レスラーで言えば、最後は渕さん、その前はドリーさんご夫妻。
いままででいくとタイガー服部さん、マサ斉藤さん、藤波さん、スティーブ・カーン、
ブライアンブレアー、マーク・マッカィ、バック・クオーターメイン、マイク・バートン。
99年だから私がまだ病気で欠場中に買った車。
その前に乗っていたのは93年式リンカーン・コンチネンタル。
なぜコンチネンタルをかったかというと、93年アメリカ・フロリダ海外修行時代、
レンタカーを借りていたのだが、それがフォードのクラウンビクトリア。
パトカーや今では90%にあたるニューヨークのイエローキャブであるが、
この車の乗り心地にはまってしまった。クラウンビクトリアは日本では発売がなく、
日本では姉妹車のような存在のグラン・マーキー。
これを買おうと思ってフォードジャパンにいったらコンチネンタルがあった。
車は本当に機械でもあり、人間のように繊細な部分もある。心があるのではとおもうくらい。
ほかの車の話をするとふてくされるようなところもある。
そんな意味でこの9年乗ったリンカーンはよく走ってくれた。13万キロまではしった。
故障と言う故障はない。毎年の定期点検で消耗部品を交換。年に一回の人間ドックのよう。
本当にやさしく丁寧に扱ってあげたらわたしにもうんと優しい居心地を与えてくれた。
調布から来てくれた車屋さんが引き取ってくれたのだが、いままで私を大事に
守ってくれた愛車がまるで人間を手放すかのように胸が痛くなってしまった。
ドリーさんの来たときは毎日毎日4から5時間。時には雪の日も。アイスバーンの日も。
本当によくがんばってくれた。本当は千葉においてもっと長く付き合いたい気持ちも
あったのだが、さまざまな諸経費を考えると効率よいとはいえなくなる。
昔、猪木さんの最後のキャデラックを運転していた渡辺さんというひとが少し前、
日の丸リムジンの外国人VIP専門のストレッチリムジンを運転していた。
彼が優雅な走り方、ドアのあけ方閉め方、加速の仕方、減速の仕方、カーブを
優雅に曲がる方法、ギアをなるべく低回転であまり引っ張ることなく上に挙げていく方法、
毎日の暖機運転、いわゆる車の準備体操など、さまざまな注意点を彼から教わった。
もちろん急ブレーキ、急発進は絶対しない。毎日最低10分の暖機運転。
マメにオイル交換、エアコンプレッサーに刺激を与えないようなハンドルの切り方。
駐車やUターンじにおけるギアの入れ替え。完全に0キロまでなったのを確認し
ギアを入れ替える。そうしないと猛烈にエンジンに負担をかける。
そのおかげで本当によく走った。
やさしく、丁寧にのればあんなに静かに長く美しくも乗れるものだ。
今日、車が旅立ち、新しいほうのキャデラックの名義変更を練馬の
陸運局にいって手続き。
岡山ナンバーから練馬に変わった。78−72
特に指定したわけじゃないが、なかなかいい番号。これから長い付き合いが始まる。
今日は家の近くの公園でトレーニング。
バス組みは今日バスで大阪へ移動。明日、愛媛入り。
私はどうしても今日出発できず、明日直接愛媛に。しかも鉄道の旅。
29日の名古屋へ向け突っ走ります。
リンちゃん、9年間の間、ありがとうございました。
これからもどうぞどこかでお幸せに。