今日私はもうすぐ一周忌をむかえるゴッチさんの眠る湖にお参りに行ってまいりました。 最後の弟子たちとともに。ジョーマレンコとテリーさんとわたし。 17時集合の予定だったが16時半についてしまい、ただ一人湖をながめていました。 3人がそろい、ゴッチさんお気に入りのワインと葉巻をそれぞれ吸いながら飲みながら 湖に流しました。 私は実際問題、がんの病をしインド哲学を学び、輪廻転生を本気で信じているぶん、 なくなった遺灰はここにあろうともゴッチさんの魂はここにはあるとは
思っていないのはもちろん。せいぜい天から見ている程度なのかもしれないし、 行為よりも思うことでもうすでに通じているのかもしれない。 ゴッチさんが日本のプロレス界を作り上げたといっても過言ではないのだが、 もう人間は死んでしまうと過去のものになってしまうのをつくづくかんじる。 ゴッチさんは年に一度の誕生日カードやクリスマスカードを心から嫌っていた。 タンパまで私を訪ねて来いとはいわないが、 元気ですかという無責任なコメントを残すカードを送るなら たった1分でもいいから電話してきてもらいたかったと口癖の様のにいっていた。
生前に来ないものがなくなってからわんさか訪れたからといって余計に 喜んでくれるとは思わないが、 もうすぐ一年たとうというのにもうみんなの記憶からは消えている。 ほんの少しでもいいからゴッチさんのことをみんな思い出してほしいという気持ちと、 死んだらもう何を言ってもここにはない。 今、今日を精一杯いかにして生きるかだという2つの見解を教えてくれる。 しかしこれだけはいおう。私たちがこうして今生きていられるのは親、先祖があるから。 ここに手を合わせることが何がいけないことだろうかと。 今こうしてプロレス界があるのは先輩方が築き上げてくださったおかげ。 自分ひとりではどうにもできない。 7月28日午後9時45分。 日本では日本時間7月29日朝の10時45分ということになる。 胸がいまだいたむ今、今日現在でした。