今日も私のお気に入りのキューバンレストラン。毎日いってもあきないくらいうまい。
タンパでいちばん好きな店かも。昔はここまで好きではなかった。
日本から来た観光客気分で、アメリカの珍しいロールのすし屋、
紅花スタイルの鉄板焼きのほうがむしろおいしいし、楽しかった。
いい加減21のときとは味覚は変わるね。酒もライトビールを2、3本しかのまなかった。
いまじゃライトビールなんか絶対に口にしない。酔わないからおもしろくない。
味わいもないし。 しかしアメリカ人はライトビールをよくのむね。
間違いなくBud LightかMiller Lightが世界で一番売れているのかと思えるくらい。
私が酒を飲み始めたきっかけは間違いなく97年のヨーロッパ遠征。
ビールももちろん、ハードリカーももちろん、ワインももちろん、
そしてシャンパンももちろんだがそれ以上に、酒を飲み熱く語り合い、
男の友情をさんざんもてたことに酔う楽しみを覚えた。
だから味よりも酔うことに魅力を感じ始めた。
プロのスポーツ選手として恥と思われるコメントかもしれない。
しかし人間の縁、絆、情け、愛、信用、友。これらをさらに深められる人生のレシピ。
最高だよね。生きるのがはっきりいって何倍も楽しくなった しかっこよくもなった。
みんなもぜひまねしてください。
話は変わるが、タンパにWestshoreという道がありここにモールがある。
たまたま日本の友人に頼まれた買い物の用事で立ち寄ったお店で、
店員からあなたはまだレスラーやっているのかと聞かれた。
アメリカで私がレスラーであることを聞かれるのはまずない。
彼は誰か聞いてみると、ぺぺプラドというレスラーの息子。
ぺぺプラドはスティーブ・カーンの道場の練習仲間。
このレスラーの3つしたの妹はなんと、ヤンキースのティノ・マルテイネスの奥さん。
この店員のお父さんの妹がそれ。ティノはタンパ出身。
今何をしているか聞いたら、ヤンキースのオフィスで働いているという。
引退を告げることもなく、そのまま野球界から去っていってしまったので
心配していたが、ほっとした。
ヤンキースはライオンマークの会社と違い、貢献した人には面倒をみている。
ダリル・ストロベリーもそう。さんざん麻薬に手をだそうと、スタインブレナーは
見捨てることはない。
ティノはジーターと仲がよい。ジーターもポサダもタンパに家を持っている。
松井さんはキャンプのときだけ。ジーターがむかしマライア・キャリーと
付き合っているときよく、ティノ夫妻と4人でタンパで食事をしたそうだ。
タンパはプロレスはもちろんヤンキースともきっても切れない町。
特に観光で発展した町ではない。むしろリタイアした人が多いくらいのまち。
マイアミほど治安も悪くない。
キューバの移民やカリブ海からの移住者たちでコミュニティーが形成されている。
西側のロスにもない雰囲気。スタインブレナーのすむ超高級住宅街もあるし、
ジーターやポサダ、 バティスタやジョンシナのすむコンプレックスもある。
ヒロマツダ、カールゴッチ、マレンコ、ジャックブリスコ、スティーブ・カーン、
ハルク・ホーガン、バディ・コート、ブライアン・ブレアー。
一時期は9年間、タイガー服部や私が一時教えを受けたことのある
スーパーデストロイヤーのドンジャーディンもそう。
プロレスの歴史探求にこれほどおくが深い町はない。
私がプロレスの原点回帰論に興味がなければここに住んで勉強する意味はまったく
ない。わざわざ飛行機代を使い、アパートをキープして、
長い飛行時間をかけ時差に耐え、 それでもすむ理由がここにある。
ただの南国のリゾートにすみたいならばハワイでもへたすりゃタイあたりのほうが
近くてよっぽど好都合。
最近、Kaiとバスのなかで隣になりずっと海外の話をする。
やつはメキシコでの経験談と人生観。すばらしい世界観を持っている。
私が影響を及ぼしたわけではないが、彼も私と同じように海外在住を希望するもの。
もっと気楽に全日本の若手は海外にでればいいとおもうし、
せっかく私がいるのだからタンパにきてドリー道場で練習すればいいとおもう。
プロレスを勉強するには海外でなければ勉強できないというのは、昔の古い考えで
はない。 日本で勉強したくてもできないものは今のこの時代でも山ほどある。
武藤社長がいちばんわかっていると思う。
なにせグレート・ムタはメイドインUSAなのであるから。
さまざまな先輩後輩を見てきたが、所詮日本人はみんな日本に帰ってしまう。
カブキさんも、桜田さんも、キラーカーンさんも、マサさんも、田尻さんも、
タカみちのくさんも。
いまだいるのは、ニューヨーク・タイガー服部、メキシコ・浅井さん、メキシコ・
鈴木健三、テキサス・船木さん、なくなったがマツダさん。佐藤昭雄さんも。
女子ではニュージャージ・山崎五紀さん。ロスにも山崎さんとの同期くらいの女子が
いる。忘れてはならない、ブル中野もフロリダ。彼女も昔はニューヨークの飲み仲間。
元気しているのだろうか。この間久々にあったがサブーの奥さん、ミブーさんも元気そう。
記者は脱落の週プロ鶴田氏いがいは、みんな元気。
ボストン・シュン山口、ニューヨーク・ケイジ中山、ダラス・ジミー鈴木、マイアミ・カズ高橋。
ところで今日は朝からピーカン。30度を超えるくらい。
日本での食事がうそのようにこちらでは超粗食。朝、おにぎりと味噌汁と漬物。
日中はずっと麦茶。体調維持に欠かせない水分。人間にとって非常に大切なものです。
海に繰り出し炎天下での練習。練習後、セントピーターズバーグのビーチの
ピアによって釣りを楽しむ人を見学。私は魚と鳥に食パンを。
のんきにしていたら鍵がない。やってしまった。インドアロック。
携帯も財布もすべて車の中。たまたま通りがかりのおじ様に助けを求めた。
ものすごい親切。バージニアで空軍を27年経験。いまは高校の歴史の先生が
夕方のジョギングのためにとおりかかり、私を助けてくださった。
彼のポルシェで近くのコーヒーショップで待機。上半身裸の私にきれいなシャツを。
そしてコーヒーまでご馳走してくれた。
軍隊退役後は、5機の飛行機を所有し自らカーゴの会社を5年間経営していたそうだ。
なんとロックスミスの出張代まで彼の保険で支払ってくれた。
しかし見ずしらずの人間にここまでしてくださるとは。ものすごくありがたい。
いい勉強になった。やはり人類みな兄弟だ。助け合いの精神。
やはり大切なのは愛である。
写真はセントピーターズバーグビーチと
今回私の借りた、グランマーキー。
その助けてくださったMR Boykinさんとのツーショット。いい日だった。