広島大会。まずは成功。久しぶりサンプラザ。かなりでかい会場。
むかしは新日本はいつもこの会場だったが不景気のあおりを浮け最近はいつも
グリーンアリーナの第二ホール。大阪府立のような賭けなのだが
たまにはおお見栄をきるのもいい。雰囲気もよかった。
試合後はファンとの集い。武藤社長をはじめ小島、荒谷さん、わたくしにソヤ。
たいがい居酒屋なのだが昨日はシャンパンバーにて。セレブイベント。
シャンパン好きの私には大歓迎。モエが次から次へと出てくる。
モエの次はロマネの親戚が。非常にバランスのとれた赤。なんとも美しい。
ワインも飲めば飲むほどシャンパン以上に訳が分からなくなるものだが、
確実に濃さや渋め感がわかってくる。
ニューヨークの日本人の経営するワインバーで猪木会長がむかしかなり酩酊に。
何百ドルもするワインを何本も空け、最後に出てきたワインが一番口当たりが
よかったらしく 何でこれをさきに出さないのだと店主に怒ったのだが、
なんと最後に出たワインはたった数十ドルの一番チープなワイン。
それほどワインは難しい。喉を通るときにいいワインは文句や蘊蓄を語りはじめる。
安くてのみやすいのはそのまま喉を通っていく。
ゴッチさんはいつも行ったそのまちで一番大衆的な飲み物を探す。
フランスにいったときにみんなこぞって安いボジョレーを飲んでいたそうだ。
ボジョレーヌーボーでなくレギュラーのボジョレー。
亡くなるまで六年間、何十本差し入れしたことであろうか。
やすくてたしかに気楽なワイン。やや甘い。
いつも二人で軽く三本が定番。八十になろうかというのによく飲む。
ネバーギブアップの精神で私より多くのもうとする。
しかも私は彼をつれ運転しなければならない。
しかも家に連れ帰ると藤原さんの作ったバカでかい湯呑み茶椀になみなみと
ヘネシーのストレートをつがれそれをのみながらポーチで葉巻タイム。
それを飲み干したらかえってよしのサイン。
ゴッチさんはチャーチルサイズの葉巻を好む。
チャーチルサイズの葉巻はたいがい普通に吸って九十分かかる。
要は最低九十分は帰れない。
時差があるときは苦痛なんてものではない。しかしそれ以上に神様との会話を
私はエンジョイした。
帰りは運転して私は帰らねばならない。ヒルスボロをとおり空港の北側をとおり
やく20分。航空機のパイロットには緊張の十一分という時間がある。
離陸の三分。着陸の八分。私にとってのそのようなもの。家路への20分。
そこからステアリング四時四十分戦法を覚えた。ようはこれはゴッチ式ということになる。
もちろん無事故無違反。逆にむしろ普段よりも安全。
アメリカでは百人いたら百人程度によるが飲酒運転はやります。
そうしなければ家に帰れないから。
日本では絶対にやりませんがやろうとおもえばむしろ特技。
またそんなことをいうとみんなこぞってたたくだろう。
事故を起こしたら重い罪を科せばよい。田舎なんか行けば行くほど足がなければ
食事にもいけない。
アメリカなんかなおさら。飲んでも安全に運転さえすれば警察も文句は言わない。
イーボーシティの週末など何万人の若者が飲んで踊り狂うタンパの
フレンチクゥォーターの街角がある。
大学生の連中が大半。みんな飲酒運転ということになる。
そんなことを横目に、私はキューバチックなシガーバー。モンテクリストの
四番とモヒートがあればそれでよい。
そのまま四番ラインを走りセミノールカジノにいくのもあり。
いちどコインゲームで二十ドルが数分のうちに五千五百ドルになったことがあった。
運というのはおそろしい。
私は病に冒されようともこんなにまで素晴らしい人生を送らさせてもらっているだけ幸せ。
五体満足で自由に生きれるだけでなんと価値のあることだろう。
渕さんが酔うといつもいう。大資産家が死ぬ前に漏らした一言を。
側近に言ったらしい。私は何百億の資産をすべて払ってでも健康な
四十代、五十代にもどりたい。
渕さんがいう。だからな、俺たちはいま何百億もの価値を当たり前にして
持っているんだと。 生きているだけでぼろ儲け。まさにそうだとおもう。
私もとくに昨年や一昨年のどん底の人生の教訓があっていまがある。
浜ちゃんが二十本飲もうが四十本飲もうがどんとこい。
荒谷さんこのまえ浜ちゃんに散々飲ませ食わせし、お会計の時に
あまりの金額に腰を抜かしそのせいで腰を痛めたらしい。
いまだ私にとっての一番のつらい時期は病。命あってのこの人生。
借金したからといって死ぬわけではない。仕事がないからといって死ぬわけではない。
毎日生きているだけでどんなに幸せなことか。不平不満など言ってはならない。
幸せは自分の心が決める。感謝の気持ちを持ち、ありがとうと毎日何度も唱える。
そうすれば幸せな気分になります。おじいさん、おばあさん。神よありがとう。